長年にわたり、アメリカの公民権運動の指導者として社会に影響を及ぼしてきたジェシー・ジャクソン師が17日、亡くなりました。84歳でした。

ジャクソン師は1941年、人種差別の激しい南部のサウスカロライナ州で生まれました。

60年代に黒人の地位向上を求める公民権運動に参加し、マーティン・ルーサー・キング牧師の側近として運動を率いました。

68年のキング牧師の暗殺後も、その遺志を継ぎ、人種差別の撤廃などを訴える活動を継続。

1984年と88年の大統領選挙で民主党候補の指名争いに挑み、いずれも敗れたものの、のちのオバマ大統領就任につながる黒人の政界進出の先駆者のひとりとなりました。

その後も、シリアなどで拘束されたアメリカ人の解放に力を尽くすなど、幅広い活動を続けました。

2017年にはパーキンソン病を患っていることを公表。数か月前から入院していたということで、17日、家族に見守られながら亡くなりました。