任期満了に伴う上関町の町議会議員選挙が17日告示され、12人が立候補を届け出ました。
使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設計画の賛否を主な争点に8年ぶりの選挙戦が始まりました。
上関町の町議会議員選挙には、定数10に対して12人が立候補を届け出ました。
使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設計画が持ち上がって初めての町議選です。
中間貯蔵施設の建設計画は2023年8月に町の地域振興策として中国電力が示しました。
上関町の西哲夫町長は計画を受け入れるかどうかの判断に選挙結果を重視するとしていて、計画への賛否が主な争点になっています。
4年前の町議選が無投票だったため、選挙戦は8年ぶりです。
事前の取材によると立候補した人のうち計画に賛成の立場が7人、反対の立場が3人、無回答が2人となっています。
賛成の立場の候補は中間貯蔵施設の建設による産業育成や雇用の創出、財源確保への期待を挙げています。
反対の立場の候補は国の核燃料サイクルの先行きが不透明ななか、ほかの地域からの持ち込みの可能性や永久貯蔵になる懸念が拭えないなどとしています。
上関町では1982年に中国電力の原子力発電所建設計画が浮上して以降、原発の賛否が選挙の大きな争点とされてきました。
しかし東日本大震災による福島第一原発の事故を受け建設予定地での工事が中断。選挙戦では原発に頼らないまちづくりを議論する動きも出てきました。
一方、中国電力からは施設の規模や計画が町にもたらすメリット、デメリットなど事業計画の具体的な内容がまだ示されていません。
その中で賛否を問うのは町内の対立を深めるだけではないかという声や、人口減少対策などほかの争点がかすみまちづくりの議論が停滞するという指摘もあります。
投票は今月22日で即日開票されます。上関町の16日現在の有権者数は1965人です。














