高知県南国市の小学校でイワシの稚魚「どろめ」について学ぶ体験授業が行われました。児童たちはゆであがったばかりのどろめをすくいあげ、味わっていました。

南国市の十市小学校の4年生は総合学習で、10年以上前から地元でとれるイワシシラス、通称「どろめ」について学んでいます。どろめはイワシ類の稚魚の総称で、透明な状態の小さなイワシのことです。学校に近い高知新港では、1月から3月まで漁獲の最盛期を迎えます。子どもたちは地元の漁協関係者から2隻の船で追い込んでどろめを獲る「パッチ網漁」や、長さ70メートルにも及ぶ網の構造について学びました。

このあと子どもたちはちりめんじゃこを作る「どろめの釜揚げ」を体験。用意されたのは午前11時に水揚げされたばかりのおよそ10キロのどろめ!それも味わいが濃厚だというマイワシのどろめです。

▼十市漁業協同組合 細川 眞 理事
「商品価値が一番あるのは、カタクチイワシ。真っ白い。(マイワシは)ちょっと色が黒いんですけど食べると非常に美味しいんですよ」

熱々のお湯に入れ、浮き上がってきたら完成です。

▼児童
「これはいい匂い!」

子どもたちは小さなザルを使ってゆでたてのどろめをすくいあげていきます。待ちに待った試食タイム!できたてのちりめんじゃこのお味は?

▼児童
「甘い」
「(釜の)近くにいたら熱かったし、水が(釜に)垂れたらジュ~って。得した気分」
「めっちゃあったかくてやわらかくておいしいです」
「こっち(ゆでたて)のほうがすごくやわらかくておいしいです」
「海とか川に行ったときに『こういうところにもどろめがいるんだな』って思いながら遊んだり、この勉強をいかしてこれからどろめたちのことを大切にしていきたいなと思いました」

こどもたちは新鮮などろめの釜揚げを味わいながら、地元の海の恵みへの関心を高めたようです。