ミラノ・コルティナオリンピック™の公式マスコットキャラクター「ティナ」と「ミロ」のぬいぐるみが大人気で“幻の商品”となっています。
この「ティナ」と「ミロ」は、ある動物がモチーフになっていますが、その動物も“幻”になってしまう可能性が指摘されています。

「ティナ」と「ミロ」モチーフの動物が“幻”に?

ミラノ市内のあちこちに、オリンピックのマスコットキャラクター「ティナ」と「ミロ」の姿があります。

イタリア全土の小中学生による公募で選ばれました。

地元の人にモチーフになった動物について聞いてみると、ほとんどの人が「見たことがない」と話します。

地元の人
「オリンピックのマスコットということは知っているけど、何の動物かは分からないです。アライグマかしら」
「オリンピック関連の映像で見たことはあっても、実際に見たことはないです」

モチーフになっているのは、イタチ科の動物「オコジョ」です。

ミラノ・コルティナ大会の舞台となるアルプス山脈やドロミテ地方に生息し、日本でも北海道や東北地方などに生息しています。

夏は茶色ですが、冬になると雪の中で目立たないように全身が白い毛に生え変わります。

一体、どんな動物なのか。イタリア・トリノ大学でオコジョを研究しているマルコ・グラナータさんを訪ねました。

トリノ大学でオコジョを研究 マルコ・グラナータさん
「見た目はとてもかわいくても、実際には自然界で屈指の恐るべきハンターです」
「オコジョが一日のうち、より活発なのはいつなのか、あるいはどの季節に活動的なのかなど調べています」

グラナータさんらの研究では、将来、“絶滅の危機”に直面する可能性があることが分かったといいます。

グラナータさん
「気候変動のため、イタリアのオコジョは2100年までに、適した生息地の約40%を失う可能性が高いことが分かりました」