福島県会津坂下町で400年続く奇祭「大俵引き」で使われる大俵が完成し、お披露目されました。

人の背丈を超える大きな俵。

22日にお披露目されたのは、長さ4メートル、高さ2.5メートル、そして重さ5トンの大俵です。

これは会津坂下町で400年の歴史を持つ奇祭「大俵引き」で使われるもので、9人の職人が12日間かけて制作しました。

紅組が勝つとコメの値段が上がり、白組が勝つと豊作になるといわれる大俵引き。

新型コロナの影響で、前回は参加者を減らしましたが、今回は例年通りの人数で実施するということです。

大俵を制作した長峯伸さん「少しでも世の中が明るくなるような大俵にしたいという気持ちで制作した」

会津坂下町の大俵引きは、来年1月14日に開かれます。