命をつなぐ「お汁粉」と9枚のシート
救助後、まず優先されるのは低体温症を防ぐことです。隊員はすぐに温かい「お汁粉」を差し出してくれました。熱を生み出すカロリーを効率的に摂取できるといいます。温かく甘い液体が体にしみわたり、気持ちまでほぐれていくのを感じました。
次に、搬送のために「道警式低体温症ラッピング」が施されます。これは、エアマットや断熱シート、ブルーシートなど9枚ものシートを重ねて体を包み込む方法です。
記者「冷たい空気が全く入ってこないので、中がすごく温かいです」
外部の冷気を完全にシャットアウトし、体温を逃がさないための工夫です。
こうした救助活動は、時に夜通し行われることもあります。ある隊員は、「16時ぐらいに通報が入って、現場に行って下まで降ろしたのが午前3時とか。疲労に負けず声を出し続けるっていうのが一番苦労したところですかね」と、活動の過酷さを語りました。











