スキーヤーを誘う「魔の斜面」
バックカントリーのフィールドは、圧雪されていない管理区域外の冬山です。そこは、いつ雪崩が起きてもおかしくない場所。救助隊員によると、特に雪崩が起きやすいのは35度から45度の斜面だといいます。
道警・山岳遭難救助隊 作田隆行警部
「すごくスキーするにはいい斜面なんですよね。やる人からすると、すぐ滑り降りたいような衝動に駆られる斜面なんですよ」
皮肉なことに、最も危険な場所が、最も魅力的に見えるのです。しかし、一度雪崩に巻き込まれ、雪に埋もれてしまうと、わずか5分で命を落とす可能性もあると言われています。
2025年1月、富良野市では、アメリカから訪れた72歳の男性がバックカントリースキーの最中に吹雪で視界を失い、動けなくなりました。一刻を争う状況で現場に駆けつけたのが、道警の山岳遭難救助隊でした。











