2018年に北海道砂川市でクマを駆除した際の発砲をめぐり、猟銃所持の許可を取り消されたハンターの男性(76)が処分の取り消しを求めた裁判の上告審で、男性側は弁論要旨を提出し「処分は違法だ」と改めて主張しました。
砂川市の要請で発砲、その後、猟銃所持許可取り消しに
この裁判は、猟友会砂川支部長の池上治男さん(76)が、砂川市の要請でヒグマを駆除した際、「銃弾が到達するおそれのある建物に向かって発砲した」として、北海道公安委員会が池上さんの猟銃所持許可を取り消した処分の適法性が争われているものです。
1審は処分は違法、2審は処分は妥当
2021年の1審判決は許可取り消し処分は違法と判断しましたが、2024年の控訴審で札幌高裁は、「クマを貫通した銃弾が跳弾し、建物や人に到達するおそれがあった」と指摘。
池上さんの発砲は違法で、許可取り消し処分は「裁量権の濫用とは言えない」として、一審判決を覆し、池上さんの訴えを退けました。
これに対し池上さんは上告。最高裁は、去年12月弁論を開くことを決めました。











