衆院選で自民党が圧勝したことを受け、平均株価は大きく上昇しました。歴代5位の値上がり幅となり、史上最高値を更新しています。
選挙から一夜明け、きょうの東京株式市場は、買いが買いを呼ぶ展開に。一時、3000円以上値を上げる場面もあり、結局、終値は先週末より2110円高い、5万6363円で取引を終えました。これは歴代5番目の値上がり幅です。
歴史的な上昇を受け、専門家は年初に立てたばかりの見通しを修正することに…
大和証券 坪井裕豪チーフストラテジスト
「6万円台半ばあたりの数字を高値の目途として、今後、見通しの引き上げについて検討していきたい」
株価が大きく動いた一方、不思議に落ち着いていたのが円相場です。
財務省 三村淳 財務官
「いつも通り、非常に高い緊張感を持って注視する」
市場では、政府・日銀による“為替介入”への警戒感のほか、高市政権の“政策の優先順位”が変わったとの見方もあります。
大和証券 坪井裕豪チーフストラテジスト
「消費減税については、当初言われていたように早い段階で実施を行う、政策の優先順位自体は、そこまで高くない」
市場では、自民党が圧勝したことで、消費減税などの政策に対し、「ブレーキが効きやすくなった」との観測も浮上。過度な財政悪化を懸念した円安の勢いが和らいだとの見方が出ています。
ただ、株が歴史的高値に沸く一方、きょう発表された物価の影響を反映した去年1年間の実質賃金は、4年連続でマイナスに。
きょうは高市政権への「期待」で大きく上昇した株価。市場の視線は、すでに「物価高対策」や成長戦略の「実行力」に移っています。
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