山口県宇部市の消防署に勤務していた男性職員が自殺したのは上司のパワハラなどが原因だとして、遺族が宇部・山陽小野田消防組合に賠償を求めた裁判で、最高裁は遺族側の上告を退ける決定をしました。
決定は4日付で、組合側に200万円の賠償を命じた一方で、パワハラと自殺の因果関係を認めなかった1、2審判決が確定しました。
この裁判は、宇部中央消防署に勤務していた松永拓也さん(当時27)が2019年1月に自殺し、遺族が「パワハラ行為などを黙認し、適切な対処を行わなかったことが原因」などとして、宇部・山陽小野田消防組合におよそ1億800万円の賠償を求めたものです。
1審の山口地裁は一部のパワハラを認定した一方で、自殺との因果関係は認めず、「松永さんが受けた精神的苦痛は小さいとは言えない」として、組合側に200万円の賠償を命じました。
遺族は判決を不服として控訴しましたが、2審の広島高裁は1審判決を支持し、控訴を退けていました。
注目の記事
【シリーズ人口減少・宮城①】3本柱で人口減少に抗う!東北唯一の"自立持続可能性自治体"大衡村の取り組みとは

ペットもかかる“熱中症” 散歩や室内での過ごし方など これまでの当たり前は通用しない? 飼い主が知るべき「新常識」

80年以上口を閉ざしてきた記憶 満州での過酷な逃避行と母の決断 91歳男性の証言【終戦81年】

「私はすぐさま殺しに行きました。飛びかかりに行きました」裁判所で娘を殺害した少年に対面した父 遺族を襲うマスコミの過熱報道と司法の壁「減刑された理由はなんですか、裁判長」【女子中学生殺害遺棄事件/第3話】

11歳息子を殺された父「加害者との糸を絶やさない」関係を断てば「望む謝罪・賠償すら得られない」受刑者から途絶えた手紙…面会で知った真相に怒り「裏切られた」

中国のカキ養殖ブイ「環境に優しい」はずが大量の漂着ごみに… 扱いを誤ると破裂のおそれ、まるで “風船爆弾” 安全な処理方法とは









