北海道むかわ町で男性の遺体を遺棄した罪に問われた男に対し、札幌地裁は5日、拘禁刑1年10ヵ月の実刑判決を言い渡しました。

札幌の会社役員・大上文彦被告は、2025年8月、北海道むかわ町の山中でショベルカーを使って穴を掘り、知人の西村隆行さんの遺体を埋めた死体遺棄の罪に問われています。

これまでの裁判で検察は「身勝手かつ短絡的な犯行」などとして、拘禁刑3年を求刑。

一方、弁護側は情状酌量を求めていました。

きょうの判決で札幌地裁は「遺体を地中に埋めた行為は亡くなった人への敬意を著しく踏みにじる」などと指摘し、拘禁刑1年10カ月の実刑判決を言い渡しました。

この判決について、亡くなった西村さんの婚約者が、HBCの取材に、やりきれない胸の内を語りました。

西村さんの婚約者(判決後のコメント)
「1年10か月という刑はあまりに短く、罪を償えるとは思えない。人の命に関わる事件なのに、なぜこの量刑なのか納得できない」

大上被告は、西村さんを殺害した疑いでも追送検されていましたが、検察は「殺人」の容疑については不起訴としています。