カラスの被害といえばフン…。ひどいときは歩道がフンで埋め尽くされるほどで、住民は頭を抱えています。そこで富山県高岡市とカラス対策の専門業者が手を携え、新たな「兵糧攻め」作戦を実行するといいます。果たして…。

矢郷なつほ 記者:
「午後6時、富山県高岡市の中心部にある古城公園です。おびただしい数のカラスが飛んでいます。かなり鳴いてます」

公園の木にとまる数えきれないほどのカラス…。高岡の市街地では、新しいビルを居場所にするカラスが2、3年で急増し、フンの被害が深刻化しています。

北陸銀行 高岡駅前出張所
竹部まゆみ 店長:
「電柱のあたりから、あちらの車がとまっているあたりまで、ここの道路は全て…。そこの電線にカラスがとまっていて、フンを落とすんです。飛んでいくときにもフンを落としていきます」


高岡の駅前で撮影された写真。白く見えるのは、歩道を埋め尽くすほどのカラスのフンです。


毎年、夏から10月ごろまでカラスが大量発生し、近くの銀行や事業所では毎朝、掃除を強いられているといいます。
北陸銀行 高岡駅前出張所
竹部まゆみ 店長:
「毎朝暑い中、汗を流しながらやっているので。カラスとの根比べといいますか、まいったなという気持ちはあります。でも負けられませんよね」



カラスたちの食事の場は、駅から車で10分ほど離れた郊外です。