「シリーズ党幹部にきく」、きょうは中道改革連合です。自民党と袂を分かち、野党第一党と手を組んだ斉藤共同代表。選挙対策の結党ではないのか、その本気度を問いました。

中道改革連合 斉藤鉄夫 共同代表(前・公明党代表)
「高市総理の“自分ファースト”の解散を逆手に取って、私達暮らす者、働く者、“生活者ファースト”の、その『中道』の政治を作り上げる」

解散に踏み切った高市総理を「全く道理がない」と批判するのは、26年にわたる自民党との連立政権から決別する判断を下した公明党の斉藤前代表。

公明党 斉藤鉄夫 代表(当時)
「本当に公明党を離党をするにあたって、本当に感慨深いものがございます」

立憲民主党 野田佳彦 代表(当時)
「政界再編の私は一里塚にしたいなと」

衆議院解散の前日に立憲民主党と新党「中道改革連合」を結成した斉藤共同代表を井上キャスターが直撃しました。

井上貴博キャスター
「(立憲と)急場しのぎで選挙のために集まったんじゃないか。この批判は免れないと思うんですけど」

中道改革連合 斉藤鉄夫 共同代表
「今、この分断と対立を煽るような風潮がある中で、今、“協調と包摂”そういう中道勢力が今、存在することが、大きくすることがこれからの日本にとって本当に大切」

斉藤氏は選挙前の合流を“選挙対策ではない”と強調します。

その中道改革連合が掲げるスローガンは“生活者ファースト”です。

中道改革連合 斉藤鉄夫 共同代表
「生活者ファーストでは食料品の消費税、これを0%にする。これは“恒久的に0%”にする」

食料品の消費税をゼロにする場合、年間5兆円の財源が必要となります。中道は「政府系ファンド」を創設し、運用益を財源にあてていくと主張しますが…

井上貴博キャスター
「もちろん運用で失敗することもある、このリスクはどう捉えればいいですか」

中道改革連合 斉藤鉄夫 共同代表
「もちろん運用益ですから、上がったり下がったりすると思います。投資する先を分散することによって、世界経済の成長がそのまま運用益になってくるという仕組みになっている」

井上貴博キャスター
「これは秋に必ずできるし、政府系ファンドも必ずできる?」

中道改革連合 斉藤鉄夫 共同代表
「10月1日から、今回の選挙で勝たせていただければ、そしてそれを実行する力を与えていただければ、早急に法律改正等を行って間に合わすことができる」

井上貴博キャスター
「選挙に勝つためではなくて?」

中道改革連合 斉藤鉄夫 共同代表
「選挙に勝つためではありません」

長年「公明党」を支援してきた有権者は新党結成をどう見ているのでしょうか。

公明党支持者
「政権交代をして、人間第一主義の世の中を引っ張っていただきたい」
「元々、公明党の理念が『中道』の精神なので、勢力が拡大したことがすごく嬉しい」

一方、若者・子育て世代は…

20代
「(Q.『中道改革連合』を知っている)全く今、初めて聞きました。(Q.〈立憲と公明が〉一緒の政党になった)え、そうなんですか?知らなかったです。合併されたってことですか?」
30代
「(Q.〈立憲と公明が〉一緒の政党になった)知らなかったです、混乱したりしちゃうかなと思うんですけど、同じ考えのとこだったら一緒になってもいいのかな」

JNNが行った直近の情勢調査で、中道改革連合は公示前の172議席から大きく議席を減らす見通しとなっていて、今後、認知度を高められるかがカギになりそうです。

政権交代をのぞむ声もある中、その覚悟を問うと…

井上貴博キャスター
「退路を断った高市総理。斉藤さんは共同代表として、どの覚悟をお持ちなのか」

中道改革連合 斉藤鉄夫 共同代表
「もし国民の皆様から評価をされなかったということであれば、私なりに責任を取りたいと思います。共同代表を辞めるというようなことは当然のことだと思います」

新党結成から投開票まで、わずか数週間。「自民・維新」に代わって「中道」が政権の枠組みを示すことが出来るのか。有権者の審判が下されます。