楽器メーカーのヤマハ(本社・浜松市)は、楽器を加工する際に出る廃材などを再利用したサステナブル=持続可能な電子ピアノの試作品を披露しました。12月20日は、社長自らこの試作品を演奏しました。
ヤマハの中田卓也社長が弾いたのが、サステナブルな電子ピアノの試作品です。これまで、白い鍵盤部分は100%プラスチックでしたが、試作品では、30%までプラスチックの量を削減。また、黒い鍵盤部分は楽器を加工する際に出る廃材を加工し、100%木材でできています。
ボディー全体も、石油由来の原料ではなく、木を使用したアンティーク調に仕上げました。音を出すための部品は、従来の電子ピアノの部品を使用していて、音質に全く影響はないということです。ヤマハは、できるだけ早く商品化できるよう開発を急いでいます。
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