埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故から1年という月日が流れました。いまも続く、大規模な復旧作業。現場近くに住む人は不自由な生活を強いられていますが、聞こえてきたのは「八潮を守りたい」という思いでした。
事故から1年 いまだ住民を悩ませる硫化水素の「臭い」

喜入友浩キャスター
「ちょうど1年前もこちらの屋上から現場を見たのですが、まるで景色が変わってしまっています。元の姿も全く想像ができません」
その場所は、いまだバリケードが敷かれ、日常とはほど遠い光景が広がっていました。

2025年、埼玉県・八潮市で起きた道路の大規模陥没事故。穴に転落したトラックの運転手の男性(74)が下水道管の中に取り残され、犠牲となりました。
いま住民たちは、どのような思いで過ごしているのか。事故直後、避難所で取材をした夫婦に会いに行きました。

事故現場の近くに住む夫婦(2025年1月30日・発生3日目)
「いつ落ち着いて家に帰れるのかなって」
「(Q.お腹の状態は)いま(妊娠)8か月」
「ストレスもあると思うので心配です」
この時、母親のお腹には新たな命が宿っていました。

事故現場の近くに住む夫婦(28日)
「(Q.生まれた瞬間は?)不安が多かったので、無事生まれてくれて喜ばしかった」
しかし、いま新たな不安が…
今回の道路陥没事故。その原因は、下水から出た硫化水素が下水道管を腐食させ、破損させたことでした。
事故後、この硫化水素の「臭い」が住民を悩ませていると言います。
事故現場の近くに住む夫婦
「洗濯物とか外に干したりすると、臭いも付いたりするので」
夫婦が住むのは、現場から約60m。観測されている硫化水素濃度は“人体への害はない”とのことですが…

事故現場の近くに住む夫婦
「娘はどうなんだろうって、やっぱり喋れないからこそ心配ですね」
影響は、他にも…














