アメリカのトランプ大統領は、グリーンランドをめぐるNATO=北大西洋条約機構との合意に向けた枠組みについて、「アメリカが支払いなしにグリーンランドへの完全なアクセス権を得る」内容だと説明しました。

アメリカ トランプ大統領
「アメリカは何も支払う必要はない。グリーンランドへの完全なアクセス権と望む限りの軍事アクセス権を得る。必要なものを配置できるようになる」

トランプ大統領は22日、「FOXビジネス」のインタビューでこのように説明したうえで、全米を守るミサイル防衛システム「ゴールデン・ドーム」の一部をグリーンランドに設置する予定だと表明しました。「敵が攻撃する場合、ミサイルはすべてグリーンランド上空を通過するだろう。我々はそれを撃ち落とす」と強調しています。

トランプ氏は合意に向けた「枠組み」について「詳細は調整中だ」としていますが、ブルームバーグ通信は、▼アメリカによるミサイル配備や、▼レアアースなど鉱物資源の採掘権からの中国の排除が含まれていると伝えました。

また、「ニューヨーク・タイムズ」によりますと、グリーンランドの一部をアメリカの領土として認める案が議論されました。

イギリスが地中海の島国キプロスに置く軍事拠点を、イギリス領とみなす協定を結んでいることをモデルにした案だとしています。