東京オリンピック・パラリンピックをめぐる汚職事件で、贈賄の罪に問われている出版大手「KADOKAWA」の元会長に東京地裁が有罪判決を言い渡したことを受けて、元会長と弁護団が会見を開き、控訴する方針を明らかにしました。
「KADOKAWA」の元会長・角川歴彦被告(82)は、オリンピックのスポンサーに選定してもらいたいなどと大会組織委員会元理事の高橋治之被告に依頼し、謝礼としておよそ6900万円の賄賂を渡した罪に問われ、東京地裁はきょう、角川被告に懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
角川被告側はこれまでの裁判で「角川被告には決裁権限がなく、部下からの報告や相談を受ける立場になかった」などと無罪を主張していましたが、有罪判決が言い渡されたことを受けて、角川被告と弁護団が都内で会見を開きました。
角川歴彦 被告
「裁判長には『令和のえん罪、令和の袴田さんを作らないでください』ということを一貫して申し上げてきました。しかし、残念ながら私の裁判長へのお願いは裁判長に届かなかったことがわかりました。大変残念です」
角川被告が「上位の裁判所で真実が明らかになるように弁護団と一体となって、戦って参りたい」と話すなど、角川被告側は今後、控訴する方針です。
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