ツイッターのイーロン・マスクCEOが「トップから退くべきか」を問うアンケートを自らのツイッターで行いました。「結果に従う」としていたマスク氏。1750万件の投票が行われた結果、「辞任すべき」が多数となっていて、今後の対応が注目されます。

「私はツイッターのトップから退くべきか?投票結果に従います」

ツイッターのイーロン・マスクCEOが自らの進退を問う書き込みをし、「はい」か「いいえ」のボタンをクリックする仕組みが設けられました。日本時間19日午後3時には、1254万人が投票。その数は時間を追うごとに増え続けていきました。

マスク氏は、2022年10月、総額6兆4000億円でツイッター社を買収。

イーロン・マスクCEO
「率直に言ってツイッターは買収交渉が始まる前から深刻な収益の課題とコストの課題を抱えていた」

買収後、およそ7500人いた従業員の半数を解雇した上で、残った従業員に「激務か退職か」の二択を迫り、退職を選んだのは、およそ1200人とアメリカメディアは報じています。

永久停止されていたトランプ前大統領のアカウントを復活させる際には、賛否を問う投票を実施しその結果からアカウントを復活させました。また、マスク氏が、自身に批判的な記事を書いた記者のアカウントを一時停止したことでも批判が高まっていました。

19日午後8時すぎに締め切られた自らの進退を利用者に問う投票。およそ1750万人が投票し、結果は57.5%が「辞任すべき」と回答しました。
「結果に従う」としていたマスク氏ですが、現時点では、何も反応を示していません。