本格的な冬到来でお風呂が恋しい季節に…そんな“お風呂シーズン”にピッタリの情報を一挙にお届け!
長湯は注意?浴室内熱中症の防ぎ方、「全身浴」と「半身浴」で効果は何が違うの?意外と知らないお風呂の知識をまとめました。
■お風呂で動画見てたらつい長湯に…そんな人は「浴室内熱中症」に注意
日比麻音子キャスター:
日に日に寒さが厳しくなると、ゆっくりお風呂に入ってあたためたい。そんな毎日が続いていますが、おすすめの入浴方法などを紹介したいと思います。街の皆さんにいろいろ聞いてみました。

【お風呂の温度・入浴時間は?】
10代女性 42℃で30分
「入浴剤を入れて長くつかる。水を持ち込んで、飲み終わったら上がる」
20代女性 43℃で20分
「16分ぐらいで終わる。YouTube動画を見ながら入っています」
40代女性 43℃で15分
「冬は湯船で温まりたい。子どもはぬるま湯で2時間くらい入って出てこない」
50代男性 43℃で15分
「熱めのお湯が好き、ゆっくり考え事しながら入っている」

お風呂の温度と時間に関して50人の方にアンケートをとってみると、温度は42℃と40℃が18人ずつで1位となりました。時間では15分間が一番多くて9人。2時間の方は3人いました。3分という方も2人ということで、それぞれのようです。
ホラン千秋キャスター:
私は大体42℃くらい、動画見ながら入っちゃいますね。何も見てないと時間を持て余しちゃってすぐ上がっちゃうので。韓国ドラマとかYouTubeとか、あとはSNSの関連動画を見ていると、永遠に見られますよね。
井上貴博キャスター:
私も42℃設定で、動画を見るかラジオ聞くかで15分を目標にするんですけど、大体10分ぐらいで風呂場の汚れが気になって、メラミンスポンジで掃除し始めて15分つかっていられない。10分以上じっとしていられない、
日比キャスター:
どうしても掃除を始めたりYouTube見ちゃったりすると、思わず長くつかってしまうという方も多いと思うんですが、若い方も注意してください。「浴室内熱中症」というものがあるんだそうです。

長く熱い湯船に入り続けていると、血管が広がって血圧が低下、だるさであったり意識がもうろうとしてくるといった症状が出る。これは熱中症のサインということなんです。汗をたくさんかくとすっきりするなという感覚もあるかもしれませんが、気をつけてください。
東京都市大学入浴医学専門の早坂信哉教授によると「コロナ禍で気分転換にバスタイムを楽しむ方が増え、入浴中に動画を見る人も増えた」。なので、こういった熱中症という症状がいくつか見られるということなんです。
【適切な入浴方法】
・温度 40℃
・全身浴 10分
【浴室内熱中症の対策】
入浴前の水分補給(コップ1・2杯)