世界的に広がりをみせるカーボンニュートラル=脱炭素を見据えた動きです。

大型蓄電池の組み立て工場が玉野市に建設されることになり、地元の住民や企業を対象とした説明会が開かれました。

(パワーエックス 伊藤正裕社長)
「日本を代表するような工場を玉野で皆さまと一緒に作ることができれば、ここはひょっとすると次の大産業のメインの場所になるのではないか」

説明会は東京に本社を置くエネルギー関連企業パワーエックスが開きました。


太陽光や風力などで作られたエネルギーを蓄える大型の蓄電池を生産し流通させることで、再生可能エネルギーの爆発的な普及を実現したいと説明しました。

すでに玉野市田井に工場用地を取得していて、蓄電池を組み立てる際の部品調達の面で、造船などで培ってきた地元企業のノウハウに期待を寄せています。

(説明会の参加者)
「蓄電池から派生されるいろんな仕事があると思うが、そういう部分も発火点になっていけたらいいのにな」

(パワーエックス 伊藤正裕社長)
「ここで新しい技術を作ったり、新しい製品を作ったり、新しい産業を作ったりということを少しでも実現できるように頑張りたい」

大型蓄電池の組み立て工場は来年の秋に完成し、その後テスト生産に取り掛かるということです。