アメリカのトランプ大統領は次のFRB=連邦準備制度理事会の議長の有力候補とみられていたNEC=国家経済会議委員長のハセット氏について、FRB議長への指名見送りを示唆したと受け取れる発言をしました。
アメリカ トランプ大統領
「本当のことを知るために、今の役職にとどまってほしい。ケビン・ハセットは素晴らしい人材だ。FRBに送り込んだら、私に情報が全く入ってこなくなるかもしれない。私は君を失うことになってしまう」
トランプ大統領は16日、パウエル議長の後任となるFRB議長への指名が有力視されていたハセット氏に対し、「NEC委員長の職にとどまってほしい」と発言しました。
この発言を受けて、金融市場ではトランプ氏がハセット氏の次期FRB議長への指名を見送るとの見方が広がっています。
トランプ氏は次のFRB議長候補を今月中にも明らかにする意向を示していて、ハセット氏は最有力候補の1人とみられていました。
ただ、11日にパウエル氏がFRB本部の建て替え計画をめぐり、「検察当局の捜査対象になった」と表明し、捜査は利下げを求めるトランプ政権の圧力だとの見方が広がったことで状況が一変。
FRB議長の人事を承認する議会上院では、与党・共和党のティリス議員が「捜査の問題が決着しなければ、FRB議長人事は承認しない」と表明するなど、FRBの独立性が損なわれることへの懸念が強まっていて、トランプ氏と関係の近いハセット氏の起用は難しくなったという見方も出ていました。
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