広島市の路上で、面識のない少女(15)に性的暴行を加えたなどの罪に問われたミャンマー国籍の技能実習生の男(24)の裁判員裁判は15日、広島地裁で始まりました。男は、起訴内容を一部否認しました。

不同意性交等傷害の罪で起訴されたのは、ミャンマー国籍の技能実習生、ソー・エー・セイ被告です。

起訴状によりますとソー・エー・セイ被告は去年5月、安佐北区可部の路上で少女に性的暴行を加えた後、羽交い締めにした上で振り回して転倒させ、ケガをさせたとされています。

15日開かれた初公判で、起訴内容を一部否認しました。

検察側は冒頭陳述で「帰宅中の少女に『家まで送る』と言って接触し、性的暴行を加え、逃げようとする少女の腕をつかみ、羽交い締めにするなどしてケガをさせた」と指摘しました。

一方弁護側は、「少女と『友だちになりたい』と考えて声をかけた。性的暴行は加えておらず、近くの階段で話そうとしたが、そこで少女が転倒し、ケガをした」と主張しました。

この裁判では「不同意性交等傷害」が適用されるか、「不同意わいせつ傷害」にとどまるかが争点になっていて、16日には、被告人質問が予定されています。