急転直下決まった立憲民主党と公明党による新党結成。これまでも選挙の前に新党をめぐる動きはありましたが、今回は相乗効果が生まれるのでしょうか。
衆議院を解散する意向を与党幹部に伝えてから一夜明け、きょうは昼すぎに総理官邸へ入った高市総理。対する野党は朝から動き出していました。
選挙区でチラシを配る“日課”から始まった立憲民主党の野田代表。その場で明かした選挙戦略というのが…
立憲民主党 野田佳彦 代表
「公明党さんと結集の軸を作って、うねりを作っていきたい」
公明党との結集です。
これまで衆議院選挙に向けて具体的な選挙協力のあり方を模索していた両党。午後3時からおこなわれた立憲・公明両党による党首会談で、その形が具体化することになりました。
立憲民主党 野田佳彦 代表
「お互いに、ともに新党を作って戦っていこうという合意ができた」
公明党 斉藤鉄夫 代表
「中道の塊を大きくするということが日本の政治にとっていかに大切かを訴えて、この衆議院選挙に臨んでいきたい」
新党では野田氏と斉藤氏が共同代表を務め、新たな党名は「あすには決定し公表する」ということです。
斉藤氏は衆議院選挙での対応について、小選挙区では中道改革理念に賛同し結集した候補者を両党で応援するほか、公明党出身の候補者は擁立しない方針だと明らかにしました。
急転直下決まったように見える新党の結成。野田代表は「急に浮き上がってきた話ではない」と党内に理解を求めましたが…
立憲民主党 菊田真紀子 衆院議員
「とにかく大きな賭けではあるけれども、頑張ってみようと」
立憲民主党 藤原規眞 衆院議員
「正直、本当にブラックボックスのまま一任まで来てしまったと私は思っています。民主という名称を名乗っていながら、このような手続きっていうのは、民主と名の付く政党の面汚しだと私は思います」
不満を漏らす議員もいれば、早速、新党に加わらない意向を表明する議員も。相乗効果は生まれるのでしょうか。
安倍晋三 総理(当時) 2017年
「みなさん、日本の国を、子どもたちの未来を切り開いていくことができるのは、自民党・公明党の連立政権であります」
一方、26年にわたる連立時代は選挙でも公明党と密接な関係を築いていた自民党。今回、公明党の力を借りずに戦う選挙戦について、党内からは…
自民党 小野寺五典 税調会長
「やはり激戦区、接戦区においては少なからず影響があるのかな」
自民党閣僚経験者
「選挙区を1万票以内の差で当選してきた議員は気が気じゃないだろう」
警戒する声があがっています。
その一方で、新たな連立のパートナーは…
日本維新の会 藤田文武 共同代表
「公明党さんの票が増えて、立憲が増えるかもわかりませんし、公明党の票が減って、自民党がホンマに減るかもわかりません。壮大な社会実験だなと」
有権者はどうとらえているのでしょうか。
60代
「2つが中道路線で一緒になったとしても、それこそなんか自分たちのために。私はあまり期待しないですけど」
70代
「賛成です。自民党に対抗するべく、時間がないじゃない。国民だ、維新だよりは、立憲・公明のほうが人数多いんだし」
急転直下決まった新党結成。選挙戦にどのような影響を及ぼすのかは不透明です。
注目の記事
「おとうは、かっこいいけど…」 津波で父は行方不明 15歳の野球少年は30歳に 娘ができて初めて気づいた“父の偉大さ”

【講演全文・前編】3・11当時の気仙沼警察署長が「決断と後悔」語る【東日本大震災15年】

「検診の痛みは、治療の100分の1」私が子宮頸がんで失った、腎臓と、自由と、子どもとの時間 放送作家・たむらようこさん

南極の氷が「最大42キロ」後退 失われた面積は「東京、神奈川、千葉、埼玉に匹敵」30年間の衛星データで判明 将来の海面上昇に警鐘

長髪の熊本県職員パパが「髪のドナー」になった日 きっかけは亡き義母を支えた“日常”

中日・根尾昂(25) 「濃密な3日間」過ごした侍ジャパン帯同の舞台裏 かつての甲子園スターが漏らした“切ない本音”









