アメリカ中西部・ミネソタ州で、移民当局が捜査中に逃亡したとする移民の男性を銃撃しました。現場は先週、移民当局が車に乗っていた女性を射殺した場所の付近で、一時、騒然となりました。
国土安全保障省によりますと、ミネソタ州ミネアポリスで14日夜、移民当局が捜査対象の男性が乗った車を停止させようとしたところ、その男性が徒歩で逃走。追跡した捜査官ともみあいになっている最中に、付近の住宅から出てきた2人が加わり、3人でショベルとほうきの柄で捜査官を襲ったということです。そのため、捜査官は銃を発砲し、当初追っていた男性の足を撃ったということです。その後、負傷した人物と捜査官は病院に搬送され、途中で加わった2人は拘束されました。
当局は、当初追っていた男性はベネズエラからの不法移民だったと説明しています。
AP通信によりますと、現場は、7日に当局が車に乗った女性を射殺した場所から7キロほど北で、一帯では抗議する人らで一時、騒然となりました。
この夜、ミネソタ州のウォルツ知事は、「移民当局による捜査はむしろ、連邦政府による市民に対する組織的な残虐行為だ」と強い言葉で非難。州の住民に対して、次のように呼びかけました。
ミネソタ州 ウォルツ知事
「トランプ大統領は、この混乱を望んでいます。私たちの街で、さらなる暴力を欲しています。彼の望むものを与えることはできません。私たちは声高に、速やかに、でも平和的に抗議しなければいけません」
その上で、トランプ大統領に「この占領を終えなさい。もう十分だ」と警告しました。
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