栄養価に優れているものの栽培が難しいことから“幻の大豆”と呼ばれる「黒千石大豆」を原料にした「もやし」の出荷が最盛期を迎えています。

黒石市南中野地区にある農業用ハウスです。
外の光が入らないように黒いシートに覆われたハウス内では「黒千石もやし」の栽培が行われています。

原料となる「黒千石大豆」は栄養価に優れているものの栽培が難しく、1970年代に生産が一時途絶え“幻の大豆”と呼ばれていました。

八甲田山麓で高原野菜を生産するサニタスガーデンでは、12年ほど前から「黒千石もやし」を黒石市の名産にしようと近くに湧き出る約22度の温水を使用して栽培をしています。

サニタスガーデン 山﨑健さん
「全部手作業で大変だが、いいモヤシを作れば作業も早く終わるので、水加減に気を付けて、いいモヤシを作るようにがんばっている」

「黒千石もやし」は、シャキシャキとした歯ごたえと通常のモヤシよりも甘みがあるのが特徴です。また、栄養価のほか抗酸化力も高くアスリート食としても注目されています。

黒千石もやしの栽培管理担当者
「鍋やラーメン、鍋焼きうどんに入れる」
「油揚げとニンジンで炒め物が大好きで、子どもたちもパクパク食べる」

「黒千石もやし」の出荷作業は3月上旬まで続き、黒石市内の農産物直売所のほか県内のスーパーなどで販売されています。