山梨県上野原市で8日に発生した山林火災。焼失面積はおよそ16ヘクタールにまで拡大していますが、鎮圧のめどは立っていません。なぜ、火が燃え広がったのか。入手した発生直後の写真から、その原因がみえてきました。

高柳光希キャスター
「火災発生から24時間が経過しましたが、依然として白い煙が高く立ち上っています」

きのう、山梨県上野原市で発生した山林火災。現場は中央道上り線・談合坂サービスエリアから2キロほど西にある山です。

火は最も近い住宅までおよそ100メートルに迫っています。Nスタが現場付近に向かうと…

高柳キャスター
「火災現場から数百メートルの地点には消防の指揮本部が設置されています。十数人の消防団の視線の先には、依然として白い煙が高く激しく上がっています」

きょうは山梨県や東京都などのヘリコプターに加え、自衛隊のヘリコプターが放水活動を続けましたが、いまだ鎮圧のめどは立っていません。焼失面積はおよそ16ヘクタールにまで拡大しています。

山林火災の原因はなんだったのでしょうか?

これは発生直後の消防団が撮影した写真。赤い炎が確認できます。さらに倒れた木の幹からも炎が。

消防団員
「頂上付近がだいたい5メートルくらいの範囲で燃えていて。廃材が置いてあって、それがけっこう燃えていて。燃えた木が転がり落ちてしまって、登山道のところに転々と転がってしまったので、枯れ葉に燃え広がってですね、延焼が広がってしまった。傾斜が急なので、切り株がどんどん落ちていくんですね。危ない状況でした」

消火活動を阻む壁、それがこの山の特徴です。斜面が急なことから火がついた木の枝などがどんどん下に落ちてくると言います。さらに地面には乾燥した大量の落ち葉。延焼範囲が拡大しているのです。

住民
「不安ですよ、夜は消防隊も入れないので」

これまでにけが人や建物への延焼は確認されていませんが、上野原市は山のふもとの一部地域、76世帯、143人に避難指示を出しています。