1人あたり300円を徴収する宿泊税が1月13日から宮城県内で導入されます。宿泊事業者では準備が進められていますが、初めての取り組みを前に「不安もある」との声も聞かれます。

宮城県女川町にある「ホテル・エルファロ」です。

トレーラーハウスのホテルとしては国内最多の63の客室があり、1月9日も宮城県の内外から多くの人が宿泊に訪れていました。このホテルも宿泊税の徴収事業者として事前登録しています。

エルファロ・田中雄一朗社長:
(Q.これは13日から掲げる?)
「そうですね。12日のシステム改修のタイミングでこのへんに(掲げる)」

このホテルでは、宿泊税に対応した予約システムを導入したり、スタッフ間で制度を共有したりと準備を進めてきました。客が税の対象になるかどうかはシステム上で判断できるものの、海外からの観光客にどう説明するかなど不安もあると言います。

エルファロ・田中雄一朗社長:
「新たに300円って言われて『どういうこと?』って」
(Q.そういう説明はどうする?)

「これ(ポスター)見てくださいとしか言いようがないですよね」

エルファロ・田中雄一朗社長:
(Q.英語を話せるスタッフは?)
「私を含めてほぼいないので」

宮城県の宿泊税は、素泊まりで1泊6000円以上の人を対象に1人300円を徴収します。宮城県は、この税収を活用して観光振興のための交付金を新設し各市町村に分配するほか、仙台空港発着のツアーバスをつくり二次交通の整備にも充てる方針です。田中社長は宿泊事業者のためになるような税の活用を願っています。

エルファロ・田中雄一朗社長:
「女川に来る方、宮城県に来る方、お楽しみいただく方に対して負担が増えてしまうのは明らかなことなので、より良い形で還元できるように宿泊税の使い方についても注目していきたいと思っている」