条例で禁止されているたばこのポイ捨てをして謝罪した岐阜県高山市の市長が、17日、自身の給与を削減する考えを示しました。

高山市の田中明市長は、11月、自宅の玄関先でたばこの吸い殻を側溝に投げ捨て、ゴミのポイ捨てを禁止する市の条例に違反したとして、15日に謝罪しました。
当初、常習性は否定していましたが、CBCの取材で、別の日にも吸い殻を捨てる田中市長が確認され、16日、「長年の習慣になっていた可能性も否定できない」として改めて謝罪しました。

(田中明市長)
「給与を削減する事を含む市長の条例を改正し、議会に可決して頂きたい」

17日、田中市長は一連の責任を取る形で、自身の給与を削減する条例改正案を、現在開会中の議会に提出する方針を明らかにしました。
減額幅や期間は、今後検討するということです。