静岡県にある浜岡原子力発電所の審査をめぐり、中部電力がデータを不正に操作していた問題で、原子力規制委員会の定例会で委員から「審査の継続は不可能」などの厳しい意見があがりました。

この問題は、静岡県にある浜岡原発3号機と4号機の再稼働をめぐる審査で、中部電力がデータを不正に操作し、意図的に地震の揺れを小さくみせていた疑いがあるものです。

“データの信頼性に疑問が生じた”として、審査を中断している原子力規制委員会はきょう、定例会で今後の方針を協議しました。

委員
「こういう不正行為があると、全てを台無しにしてしまう。どこが信用できて、どこが信用できないか、既にもうわからない。その状態で審査の継続は不可能です」

また、ほかの委員は中部電力の対応について「捏造、または改ざんに当たる」としたうえで、「厳しく厳正に見ていく必要がある」と話しました。

原子力規制委員会は来週行われる定例会で、審査をめぐる具体的な対応を議論するとしています。