イラン各地で物価高や通貨の暴落に抗議するデモが激化し、デモの参加者と治安部隊の衝突で、これまでに少なくとも6人が死亡したとAP通信が報じました。
AP通信は1日当局者の話として、物価高や通貨の暴落に抗議するデモに参加していた市民と治安部隊との間で衝突が起き、双方あわせて少なくとも6人が死亡したと報じました。
人権団体によりますと、このうち西部・ロルデガンでは、治安部隊の発砲によって複数のデモ参加者が死亡したということです。
デモは先月末に首都・テヘランで始まって以降、イラン各地に拡大し、デモに参加した人が逮捕される事例も多く発生しているとみられています。
イラン経済は、核開発に伴う欧米などからの経済制裁によって低迷した状態が続いていて、国民からは不満の声が上がっていました。
デモ参加者からは、経済への不満にとどまらず、最高指導者のハメネイ師が国政全般への絶対的な権力を持つ現体制への批判も噴出していて、衝突拡大によるイラン社会の不安定化が懸念されています。
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