衆議院議員の定数を削減する法案をめぐり静岡県内の無所属系の地方議員が会見を開き、少数意見の切り捨てにつながるなどとして反対を訴えました。

12月12日、静岡県庁で会見を開いたのは、衆院議員の定数を1割削減する法案に反対する、地方議員でつくる連絡会のメンバーです。

<静岡市 松谷清市議>
「おかしいぞということを全国の自治体が連携して、国政に対して意見を出そうということで始めた賛同署名運動」

連絡会によりますと、県内13人の地方議員を含む全国の無所属系の218人の議員が賛同を表明しているということです。
※12月12日時点の数字
※県内の町議、市議、県議が賛同

<伊豆の国市 高橋隆子市議>
「削減すれば死票をより多く生み、少数意見や地方の声の切り捨てにつながり、国際的にも顕著な遅れが指摘されている女性の政治参画も一層困難になります」

連絡会は、今後も賛同する議員を集め、自民党と日本維新の会に定数削減の方針の撤回を求めていく予定です。