大みそかの31日、仙台市中心部のそば店では年越しそばが販売され、多くの人が買い求めていました。

仙台市青葉区一番町の老舗そば店「さん竹」では、従業員がそばをゆでる作業や容器に盛り付ける作業に追われていました。31日は午前1から従業員総出で準備を始めたということです。店の前には長い列ができ、開店と同時に訪れた客が次々と年越しそばを買い求めていました。この店では、毎年大みそかとその前日に年越しそばを店頭販売しています。

購入した客:
「小さい頃からずっとここのそばを年越しに食べていたので、毎年恒例という感じ」
購入した客:
「年末の風物詩みたいになっている。来年もいい年になるよう願いをこめて食べたい」

持ち帰り用のざるそばは、去年と同じ税込み900円ですが、原材料の価格高騰に伴い、おととしからは50円値上げしているということです。この店では、持ち帰り用と店内で食べるそばを31日だけで普段の10倍となる合わせておよそ3000食用意したということです。