きのう午前、山形県寒河江市の消防署で、訓練のため伸縮式はしごを伸ばす作業をしていた男性が、左手小指に大けがをする労災事故がありました。
警察や消防によりますと、きのう、午前9時5分ごろ、寒河江市西根にある西村山広域行政事務組合消防本部の敷地内で、大江町の消防職員の男性(44)が訓練のためにロープを引いて伸縮式のはしごを上に伸ばす作業をしていたところ、はしごにロープがひっかかり、外そうとした際に上に伸びていたはしごが落下し左手の小指を挟まれたということです。
一緒に訓練をしていた同僚が事故を目撃し、消防に通報しました。
この事故で、男性は左手小指に大けがをしました。
伸縮式のはしごを上に伸ばす作業は2人で行っていて、大けがをした男性は、はしごを押さえる安全確認をする役割だったということです。
警察が事故の原因などについて調べを進めています。














