新年を迎えるにあたり、中国の習近平国家主席がロシアのプーチン大統領と祝電を交換し、結束をアピールしました。

中国国営の中央テレビによりますと、習近平国家主席は祝電で、今年2度にわたりプーチン大統領と対面での会談を行ったことに触れたほか、ビザの免除など人の交流やエネルギー分野などでの協力が、より一層強化されたと強調しました。

そのうえで、来年も「緊密な交流を維持し、ともに新時代の中ロ関係が成果を収めるようにしたい」と述べ、引き続きロシアと結束していく方針を示しました。

これに対し、プーチン大統領も「引き続き習主席と二国間関係や重大な国際問題について連携を維持したい」と応じています。

両首脳は今年、お互いの国で行われた戦勝記念軍事パレードに出席するなど関係を強化していて、来年も引き続き足並みをそろえていく姿勢をアピールした形です。