香川県と東京藝術大学が連携して「瀬戸内海の環境」をテーマに美術展を開催する瀬戸内海分校プロジェクトの初めての展覧会がきょう(16日)から香川県三木町で始まりました。

薄暗い部屋の中をブラックライトが照らします。

海と里の境界にある灯台をモチーフにした作品「燈」です。


三木町の池戸公民館で始まった「さとうみ展」です。香川県と東京藝術大学が連携する事業で、瀬戸内海分校プロジェクトと命名されました。

アーティストで東京藝術大学学長の日比野克彦さんが、瀬戸内国際芸術祭で「海」をテーマに作品制作をしたことなどをきっかけにスタートしました。


会場には、東京藝大出身のアーティストが香川県内の高校生と協力して制作した3つの作品が展示されています。


(東京藝術大学 日比野克彦学長)
「環境っていうものも、自分の毎日毎日の日々の生活スタイルの中から、そこに影響していくものですので、そんな当事者として地球の一員としてそういう実感を作品を通して感じてもらえれば」

瀬戸内海の里と海の関係を考える「さとうみ展」は、12月25日まで三木町の池辺公民館で開かれます。