JR北海道は、今年度の列車とクマの衝突件数が過去最多になったことを発表しました。

JR北海道によりますと、今年度、列車とクマの衝突件数は先月末の時点で57件に上り、これまでで最も多かった2023年度の52件を上回り過去最多となりました。

また目撃や死骸の発見による停止などの件数を含めると76件に達し、このうち30分以上の遅れが発生するなどの輸送障害は17件ありました。

宗谷線や石勝線など山間部での衝突が多く、保線職員やハンターの到着が遅れて、運転再開に時間がかかることがあるとして、JR北海道は利用者に理解を求めています。