きょう30日の新潟県内は未明から雷を伴い、時折雨の降り方が強まっている地域があります。新潟地方気象台は、あす31日の夕方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼び掛けています。また31日以降は冬型の気圧配置が強まる見込みです。

気象台によりますと、新潟県を含む北陸地方の上空 約5500メートルには、-27℃以下の寒気が流れ込んでいるということです。あす31日にかけて、上空の寒気と気圧の谷の影響で、新潟県では大気の非常に不安定な状態が続き、局地的に積乱雲が発達するとしています。

30日の新潟県内は、雨時々曇りで雷を伴うところがありそうです。ただ、気温は平年よりも高く、10℃を超える所が多くなる見込みです。

【30日(火)の予想最高気温】
・新潟市中央区　11℃
・長岡市　　　　11℃
・上越市高田　　12℃
・佐渡市相川　　11℃
・阿賀町津川　　8℃
・湯沢町　　　　8℃

一方、あすの大晦日31日以降は再び気温が下がり、この時期らしい空模様となりそうです。冬型の気圧配置が強まる見込みで、上空には強い寒気が流れ込んで大雪となる所もありそうです。

気象庁の「早期注意情報」（警報級の可能性）によりますと、新潟県内は2日に「大雪」の警報級の可能性が中程度となっています。

今後の雨と雪のシミュレーションや今後発表される気象情報などに注意してお過ごしください。