埼玉県嵐山町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが疑われるニワトリが確認されました。県は精密検査を実施していて、陽性と確認されれば県内では今季初めてとなります。

埼玉県によりますと、きのう(29日)嵐山町の養鶏場から「死亡しているニワトリの数が増えている」と県に通報がありました。

県がこの養鶏場のニワトリ10羽の簡易検査を行ったところ、10羽全てから高病原性鳥インフルエンザの陽性反応が出たということです。

現在、詳細な遺伝子検査を実施していて、陽性と確認された場合、県はこの養鶏場で飼育されているニワトリおよそ24万羽を殺処分するとしています。

陽性と確認されれば、県内では今季初めてとなります。