JR四国の約20年ぶりとなる新型ローカル車両が完成し、報道陣に公開されました。

四国の海や空、豊かな自然をイメージしてデザインされたハイブリッド式車両です。

エンジンで発電した電力と蓄電池に貯めた電力を組み合わせ、モーターを回転させて走ります。静粛性や乗り心地も向上したといいます。

車いす対応トイレなどバリアフリーに対応した設備や、JR四国で初めての液晶ディスプレイを導入、また防犯カメラなどで安全性にも配慮しています。

(JR四国 四之宮和幸 社長)
「カーボンニュートラルということもありまして、この車両自身がそうしたところを狙った車両ですので、ぜひ、時には車から公共交通に乗り換えてご利用いただけたらと思っています」

まず4両が、来年6月から高徳線など主に徳島県で運転される予定です。JR四国は2030年度までに全部で70両を新しく造り、老朽化したディーゼルカーから順次切り替える予定です。