ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、アメリカのトランプ大統領とゼレンスキー大統領が首脳会談を行いました。焦点の和平計画で合意には至らず、協議を継続することを確認しました。
会談はフロリダ州のトランプ大統領の私邸で開かれ、終了後、2人は共同で会見を行いました。
アメリカ トランプ大統領
「とても厄介で難しい問題が2つほどあるが、順調に進んでいる。きょうは多くの進展があった」
トランプ大統領は協議の進展を強調したものの、戦闘終結後のウクライナの「安全の保証」などで隔たりがあり、和平計画の合意に至らなかったことを明らかにしました。
今後については、合意の「期限を設けない」とし、ロシアのプーチン大統領とも電話会談を続けるほか、高官による作業部会を設けて、米ロ間の協議を進めるとしています。
一方、ゼレンスキー大統領は領土問題でも合意に至っていないと明らかにし、トランプ氏もロシアとウクライナが「意見の相違を調整すべき問題だ」と主張しました。
ゼレンスキー氏は今後、数週間、アメリカ側と和平計画の協議を続けるとしていて、来年1月にワシントンで開催することが決まった両者とヨーロッパの首脳を交えた会議で「合意が得られることを期待する」と述べました。
会談後、トランプ氏とゼレンスキー氏はヨーロッパの首脳らと電話会談を行いました。
電話会談をうけ、イタリア首相官邸はコメントを発表し、メローニ首相は会談で「パートナー間の結束が重要であることを改めて強調した」としたうえで、ウクライナとヨーロッパ各国の立場について「一致点を維持する必要性が改めて確認された」としています。
また、EUのフォンデアライエン委員長はSNSで「協議で最も重要なのは初日から確固たる安全の保証を確保すること」で、それに向けて引き続き協議していく姿勢があるとコメントしています。
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