子どもの安全を守るため、性犯罪歴のある人たちとの接点を遮断する「日本版DBS」のスタートに向け、対象となる職業など運用の指針案が示されました。
「日本版DBS」指針案が明らかに
ダンディ坂野さん(こども家庭庁・25日)
「子どもを守るマークをゲッツ」
25日、発表されたのは1年後スタートする「日本版DBS」の認定マーク。
「DBS」とは、性犯罪者の前歴を開示し就業を制限する制度。子どもと接する職業に就く人が、性犯罪の履歴がないかデータベースで確認できるシステムです。
イギリスやドイツなど、ヨーロッパを中心に実施されている制度で、日本では2026年12月からスタートします。背景にあるのは、後を絶たない子どもたちへの性犯罪です。
記者
「教員グループによる盗撮画像共有事件で、最後の容疑者の身柄が警察署に入ります」
2025年6月には、教員たちがSNS上のグループで、盗撮した動画を共有していた事件が発覚。他にも、女子中学生に対するわいせつ行為で有罪判決を受けた男が、教員免許の偽造や、養子縁組で苗字を変えて、各地の学校で働いていた事件もありました。














