未来を担う高校生に政治への関心を高めてほしいという取り組みです。岡山県内の高校生の質問に県議会議員が答える“高校生議会”が開かれました。

(倉敷青陵高校 井上きらりさん)
「県が学校でのスマホ使用に関するマニュアルを作成すると良いのではないのかと考えますが、このような取り組みを行っているのかどうか、文教委員長にお伺いいたします」

高校生の質問に、普段は質問する側の県議会議員が答えます。県政や県議会への関心を高めてもらおうと開かれたもので、県内17の高校から約70人が参加しました。学校でのスマホ使用や子どもの運動不足など、高校生らしい視点で県政の課題を質しました。

(玉島商業高校 黒田こかげさん)
「体育の授業以外で運動する気にならないという意見を持つ友人がいます。子どもの運動不足解消のため、どのような対策をとり、どのような効果があったのか、お伺いします」

(岡山県議会文教委員会 渡辺知典委員長)
「自らが計画をして自分の体力の向上や維持に努めることが重要であると考えています」

(玉島商業高校 黒田こかげさん)
「わりと堅苦しい感じかなと思っていたけれど、1人1人がちゃんとした意見が言える場であって、とても素晴らしい場だと学びました」

岡山県議会は高校生らの様々な意見を、今後の議論の参考にしたいとしています。