養殖カキの大量死を受け、26日、県漁連=広島県漁業協同組合連合会に緊急の支援金が贈呈されました。

緊急支援金250万円を県漁連に贈呈したのは、広島県内のJAや生協連など11の組織でつくる県協同組合連絡協議会と、広島県生協連、生協ひろしま、JA全農ひろしま、JA広島中央会の5者です。

県内の一部の海域では養殖カキの9割が死ぬ被害が出ていて、養殖業者の存続や地域経済、雇用などへの影響が懸念されています。

県協同組合連絡協議会 吉川清ニ会長
「異常気象によって、特に第一次産業、非常に色んな意味で悪影響を受けておる、という状況の中で、協同組合の仲間としてなんとか応援、元気をもってもらいたいと」

県漁連 米田輝隆会長
「大量斃死で、本当に我々牡蠣業界厳しい状況でございます。有効に活用させていただきたいと思います」

県漁連の米田輝隆会長は「養殖の環境を改善するために海底に撒くカキ殻の購入代金などに充てたい」と話しました。