宮崎労働局は、宮崎市の運送会社がコロナ禍の支援策として支給される「雇用調整助成金」を4100万円余り不正受給していたと発表しました。

雇用調整助成金を不正に受給していたのは、宮崎市の「山口運送」です。

宮崎労働局によりますと、山口運送は、従業員が休業していないにもかかわらず、休業したとする虚偽の申請書類を作成。

2022年2月から翌年3月までにかけて、毎月、虚偽の申請を行い、あわせて4100万円余りを不正に受給したということです。

コロナ禍の支援策としての雇用調整助成金を不正受給した県内の事業者は、今回を含め35社で、不正受給の総額はおよそ9億4200万円に上っています。