去年(2024年)の衆院選で、山口3区の林芳正(はやしよしまさ)総務大臣の陣営が支払った労務費を巡る問題です。林総務大臣は、私設秘書が適切とはいえない経理処理を行ったとしたうえで、総務大臣の職については続投の意向を示しました。
去年の衆院選で、林芳正総務大臣の陣営がポスターの維持管理などの名目で支出した「労務費」について、受け取っていない人がいるなどと指摘されていました。
林総務大臣は26日の会見で、「13名分13万円は実態に合致しないものであった」としたうえで、私設秘書が事務手続きの煩雑さを避けるため、返金せずに選挙後、業務に使ったものと説明しました。秘書からは返金を受け、けん責処分としたということです。
事務所は25日、13万円を削除する形で選挙運動費用収支報告書を訂正しています。
林芳正総務大臣
「引き続き国民の皆様への説明責任を果たしつつ、総務大臣としての職責を果たしてまいりたいと考えております」
運動員買収などの違法な資金として使用された事実はないと述べました。














