茨城県内に住む64歳の男性が、SNSで知り合った人物から金塊などおよそ2億7000万円相当をだまし取られました。

警察によりますと、茨城県内に住む団体職員の男性(64)は、フェイスブックをきっかけに日本人女性を名乗る人物と知り合い、「アメリカの有名大学で教授をしていた伯父から投資を教わっている」「投資で高額な利益得られる」などと投資を勧められたということです。

その後、「手数料がかからない」などとアップルギフトカードでの入金を要求され、利用コードを伝えることで今年9月から10月の間に610万円分をだましとられました。

さらに、「大口送金には金の現物を使うことをお勧めします」などと説明され、今年10月から11月の間に水戸市内と東京都内で5回にわたり合わせて金塊12.1キロ、およそ2億6700万相当を購入し、指定された人物に手渡しました。

男性がネットニュースをみて自分と似た被害を知り、警察に相談したことで事件が発覚しました。