この冬一番の強い寒気が流れ込んだ熊本県内では、新たな年を迎える準備が進んでいます。

阿蘇神社では、今年1年のホコリや災いをはらい清めるという意味も込めて、毎年すす払いをしています。

今日(26日)朝は雪が舞う寒さの中、神職たちが長さ約6mの竹の葉の部分を使って、楼門などを丁寧に払いました。

阿蘇神社 内村泰彰 権禰宜「令和8年(2026年)は熊本地震から10年という節目の年でもございます。去年、復旧工事の方もすべて終わりましたので、立派に出来上がりました。神社に多くの方へお参りをいただけたら幸いでございます」

また境内では巫女が、参拝者の願いが込められた今年の絵馬を取り外すなど、新年を迎える準備が着々と進んでいます。

県内には、この冬一番の強い寒気が流れ込んでいて、熊本市では今朝、平年より10日、去年より7日遅く「初雪」が観測されました。

今日は日中も気温が上がらず、厳しい寒さとなりそうです。

阿蘇神社では三が日で、約12万人の参拝者を見込んでいます。