伊東市の杉本憲也(すぎもと・かずや)市長は12月25日、就任後初めての定例記者会見に臨み、激動の1年となった伊東市政を振り返りました

午前11時から行われた会見で、杉本市長は「本当にいろんなことがあった1年だと思います」と述べました。

就任後、初の定例会見に臨んだ伊東市の杉本憲也市長。会見冒頭、自身で選んだ「伊東市の10大ニュース」を発表しました。

伊東市 杉本憲也市長
「5つ目がですね、田久保前市長の学歴詐称疑惑により市政混乱ということでございます」

前代未聞の市政混乱を招いたとして、田久保真紀前市長をめぐる問題を重要なニュースの一つに挙げました。

また、「今年の漢字」として「選(えらぶ)」を挙げ、相次ぐ選挙を通じて、市民が選択することの重みを感じた1年だったと振り返りました。

杉本市長
「まずは前に進めていきましょう、という機運を市内全体で作っていける、そういうまちにしていきたいと思います」

約半年間続いた伊東市政の混乱。2026年1月6日には市議会の臨時会が招集される予定で、安定した市政運営のために杉本市長がどう舵をきっていくのか注目されます。