8月に、札幌市の男性がむかわ町の山の中から遺体で見つかった事件で、死体遺棄の罪に問われている50歳の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

札幌の会社役員大上文彦被告は、8月、胆振地方のむかわ町の山中でショベルカーで穴を掘り、知人の西村隆行さんの遺体を埋めた罪に問われています。

24日、札幌地裁で開かれた初公判で大上被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

続く冒頭陳述で、検察は「大上被告は、運転中に後部座席に乗っていた西村さんが死亡していると気付き、死亡事実や行方を不明にしようと犯行を決意した」と指摘しました。

大上被告は西村さんを殺害した疑いでも追送検されていて、検察の捜査が続いています。