北海道旭川市の高齢者施設で、入所者と職員あわせて10人がノロウイルスに感染し、おう吐や下痢などの症状を訴えていたことがわかりました。
旭川市保健所によりますと、市内の高齢者施設で15日から入居者らがおう吐や下痢などの症状を訴え、17日医療機関で2人の便を検査した結果、2人からノロウイルスが検出されました。
これを受け、翌18日、施設は、複数の入居者がおう吐や下痢などの症状を訴えていると保健所に報告したということです。
検査をした2人のほかに、入所者ら8人にもおう吐や下痢などの症状があることから、旭川市保健所は計10人がノロウイルスによる感染性胃腸炎を発症していると判断しました。
24日時点で、10人全員の症状は、回復または快方に向かっているということです。
旭川市保健所は、感染経路の調査を進めるとともに、高齢者施設に対し、手洗いの徹底や施設内の清潔保持など感染予防対策の指導を行いました。














